人間関係が上手くいかない
そう思う時、見直してみて欲しいこと。
あなたは、【自分自身】を「自分の目」で捉えて、「自分の言葉」で、どれだけ相手に伝えられてる?
例えば、周りから「優しい」と言われるから、「私は優しい人なんだ」と思っていたとしても。
それはあくまでも、「他人の目」を取り入れた捉え方なの、わかりますかね?
昔どこかで書いた気がするけど、人は「自分自身」という存在そのものを実感し、理解するために、他者とコミュニケーションを取ることで→他者を経由して→「自分という人間は、こういう人間なんだ」と理解する癖があります。
要は、他者を自分の鏡のように使っているということ。
だから「自分という人間は、こういう人間なんだ」と説明する時に、他者から言われた言葉、他者の目線で「自分」を説明する方がとても多いのですが。
それは、本当の意味で自分を理解しているとは言い難いのだ。
大事なことは、自分自身の目で自分という存在を観て、自分の言葉で「私はこういう人間です。私はこう思う人間です。」と自分を語れるチカラ。
ここを攻略するためには、「自分」にオーダー(意図)出すことも凄く大切ですが、それよりももっと大切なことは「自分の心の声を、自分でちゃんと把握している」ということ。
心の声を把握していれば、「私はこう思うよ」「私ってこういう人だよ」と相手に伝えられて、相手側もあなたという人間を誤解せずに観ることができるのだ。
でも、心の声を把握していないと「普通は〇〇するよね」という言い方が多くなったり、「みんなが〇〇って言うから、こうなんだ」のようなことも思うことが増える。
ポイント
例えば普段から自分の心の声を把握しておくと→自分がこういう時に寂しくなるんだな、と自分で理解しているので、それをこじらせずに普通に相手に伝えることも出来ますが、(結果、受け入れて貰いやすい)
心の声を把握していないと→「寂しい」しか感じることができないので、相手にただ、寂しい寂しいとぶつけてしまうこともある。(結果、拒否される)
自分を心の声を把握していないと
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自分はこういう人ですという説明努力をすっ飛ばし
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いきなり相手に感情論、正論をぶつけることが多くなりがち
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なので、結果、人間関係が上手く回らなくなる。
そんなわけで、心の声をいつも自分が把握しておく、というのは結構大事なことです。
基礎コース&カウンセラー養成コースでは、このへんの心の声を把握することもテキスト付で説明してますよん。